2018年1月6日土曜日

千輪×HIS-FACTORYのクラッチバッグ

墨田区向島の路地裏に昔懐かしさを感じさせる街並み”鳩の街通り商店街”というところがある。約90年もの歴史があり戦後”赤線”があったため、商店街は賑わっていたらしい、しかし50年代頃から衰退してしまったという。戦後70年余り経った今、昭和初期の建物が残っているので、レトロマニアにはたまらない。人通り少ないここ鈴木荘の1Fに自転車雑貨店の”千輪”がやってきました。その前は”堂地堂”さんという、紙のバイキング屋さんがいた。堂地さんにもワークショップなどでお世話になった。

この千輪さんの前の道は、東向島珈琲店へ行く時のマイコースで、この界隈のくねくね路地裏が好きだ。
オーナーの長谷川君とは約3年前、マイ自転車のスタンドの修理としばらく乗っていなかったのでメンテナンスをしてもらってから、時々面倒をみてもらっている。
長谷川くんと立ち話をよくしていた。彼の仕事への姿勢を知ってみると衝撃の共通点があった。安く作られた大量生産品はすぐに捨てられるコト、まだ使えるのに直さずに。もったいない。自分も大量生産を経験し違和感を感じ、自ら作る道を選んだ。自分で作ったものは最後まで面倒見る。

 さて、そんな立ち話から今度、一緒になにかできたらいいね、と言っていたら、コラボでクラッチバッグを作ってしまいました。

素材は、ベリーと言ってイタリア植物タンニン鞣し革の中でも牛の腹部の革。ふっくらしているて、手染めの染料染で綺麗な発色。





構想から入れると1年位かかりましたが、ようやく完成、販売になりました。

すみだの仕事にて詳しく載っていますので、よかったらご覧になってみてください。


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何度でも修理して永く乗る、雑貨を付け加えて楽しく乗る。素晴らしい発想です。



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