2015年10月26日月曜日

秋のイベントその3 浅草A-ROUND(エーラウンド)

秋もだいぶ深まってまいりました。
毎週のごとく、いろいろなところでイベントが
開かれています下町は賑わっています。

今週末は


にワークショップで出展いたします。






31日(土)と11/1(日)の13:00~夕方までいます。


キーリング・靴べらキーホルダー

コバ磨き・刻印・手縫いで仕上げていただきます。




 こちらは動物キーホルダー
 刻印を打ってオリジナルに仕上げていただきます。

ちびっこ用なんですが、大人もはまってしまいます。










奥浅草周辺は、革関係が多く、
特に靴の工房がたくさんあります。

革屋さんや靴工房に入れるチャンスです。



あの山谷地区の”いろは商店街”では
なんと色彩のブルースでお馴染みのエゴラッピンがライブでやってきます。

近づきがたい地区がこんなに盛り上がるとは
誰が想像したでしょうか。

地元の方々、ボランティアのみなさんもとても
がんばっています。

私も陰ながら応援しています。

 朝晩だいぶ冷え込んできましたが、皆様
風邪などひかないよう気をつけてお過ごしください。




2015年10月16日金曜日

秋のイベントその2 第9回すみだ川ものコト市

 今回のすみだ川ものコト市は
10月18日(日曜日)になりました。



10月も中旬に差し掛かり、気温も24~25℃と
過ごしやすい今日この頃、
秋真っ最中といったところでしょうか。

さて、秋と云えば、
食欲の秋・芸術の秋・スポーツの秋、ものづくりの秋、

それぞれの想いがあるコトと思います。


”ものづくり”を通して
人に直接、手作りのぬくもりや楽しさ、喜びなど伝えたいと
今年秋 第九回の、ものコト市にワークショップで参加出展させていただきます。




《すみだ川ものコト市》




ジーザスことエミウスの金澤君のガラスアートとの
共同開発のブレスレットのワークショップやります。
¥4000
 靴べらキーホルダー ¥3000
キーリング ¥2000

チビッ子キーホルダー ¥500








2011年秋から参加させていただいている”ものコト市”
このイベントに参加してから、
私の人生は180度変わったといっても過言ではありません。

手作り作家と直接お話できたり、
ワークショップでものづくり体験、
 地元の飲食店さんのこだわりの逸品でお腹を満たし、
神楽殿では音楽ライブで癒され、
楽しい一日になるコトでしょう、 きっといいご縁もございます。

スタッフの方々が、ずっと前から準備し、
ボランティアで支えてくださり、笑顔で迎えてくれます。

出展者の私たちも、みなさまに喜んでもらえるよう、
いろいろ工夫を凝らして、心よりお待ちしております。

10月17日(土曜日)10:00~16:00

雨天の場合
10月18日(日曜日)に順延








2015年10月9日金曜日

秋のイベントその1 すみだ3M運動スペシャルウィーク 


昨年秋、30周年を迎えた”すみだ3M運動”は、
墨田区で
ミュージアム(小さな博物館)
マイスター(職人)
マニファクチャー・ショップ(工房ショップ)
3つのMを繋いで、すみだのものづくりをアピールする運動です。

10/16金~21水までの
《すみだ3M運動スペシャルウィーク》 では、
小さな博物館・マイスター・工房ショップのそれぞれのお店で、
 特別ディスカウントや工房見学、体験が出来ます。

普段、物静かで入りずらい小さな博物館や
プロの道具がそろう工房・頑固で怖そうな伝統工芸の
職人さんに直接見たり体験できるチャンスです。

職人さんの頑固で怖そうなのは、
自分の仕事の取組みについてのコトで、
みなさんにはとても優しいですよ。

頑固だからできる技がここにあります。








小さな博物館
  では、墨田の産業や文化、職人技や
歴史などが学べます。

墨田には、
江戸から伝わる屏風、木目込み人形、や桐タンスや江戸切子などの
伝統工芸の技を受け継いだマイスターが多くいらっしゃいます。

工房ショップでは、
製造現場の工房と店舗が一体化した、新しいスタイルです。
ものづくりの現場を直接ご覧になれたり、
ワークショップなど体験もしていただけます。


スペシャルウィーク
10月16日(金曜日)~21日(水曜日)





2015年10月5日月曜日

植物がある工房とショップ

植物、とっても好きです。
でも、何度も枯らしてしまったコトがあるし、
かまってあげられる自信がないから、
臆病になっていました。

しかし、5月のリニューアルがきっかけに、
たくさんのお花をいただいたり、
お店の入り口に、植物を仲間いりさせて、毎朝水やりをするのが
日課になり、世話をするのが楽しみになっていました。


夏が過ぎ、秋に入り、環境が変わってきた最近、
ずっと気になっていた、植物に土に植え替えてあげたり、
増やしたり上げることができた。
 
昨日、久々にヨガをやったせいか、陽気が良かったせいか、
最近気分が良いせいか、朝ちょっと早く起きれて、
目覚めも良かったので、、、


 土をいじるのが、こんなにも楽しいとは・・・
心が豊かになった気がします。


 先月、仲間入りした”リュウビンタイ”

 グレープアイビー

 名前忘れた”もじゃもじゃ”

デスク周りの仲間入りした、
ヘデラ、エアープランツとなんとか。 
緑が多いと気持ちいい。


土をいじると、忘れかけていた何かを思い出すよう。
小学生までは、泥んこ遊びで毎日のように、いじっていた、
周りの環境は、土と田んぼと緑だらけだった。





表の”ミニバラ” ”シュガーバイン” ”アジアンタム”
も、元気もりもり。寒くなる前に、植え替えをしてもらう。


しかし、、、

お気に入りだった”カラジウム”
は、オレの知識の無さと育て方が悪く、絶滅寸前状態にしてしまった。
どうしていいか分からず、落ち込んでいた。。。

先週から、里帰りして育て直してもらっていただいている。
元気になるといいけど。。。



 おー、なんか出てきたと喜んでいたら、
”雑草ですよ”と云われてしまいました。
何にも知らないんだなオレは・・・
未来少年コナンの見すぎだなこりゃ。




光、水、土、置く場所、環境をよくわかってあげないといけない。
かわいがりすぎて水をあげすぎたり、
ほったらかしにしてもダメ。

性質や個性をもっと知って、仲良くしていきたい。
緑が多いととても気分がイイ。
近いうち工房をジャングルみたいにしたい。
 もっと勉強する必要があるな。




2015年10月1日木曜日

フルオーダー 特大トート


素材:ハバナ



ジョイント部分の革は
ミラージュという4ミリ厚のベルト用の革をセレクトしました


底鋲は20ミリの真鍮むく

革漉きは最大限厚めにしています。

肩当ても厚く仕上げています。
裏側(クロ)には、滑り止め。

ファスナーはYKK10号


 ミラージュ 4ミリ厚


本体の素材の”ハバナ”
イタリア植物タンニンなめし革、バケッタ製法の中でも
 18世紀の古典的レシピを再現して作られています。

現代もののファッションにおける均一性の価値観よりも
まず丈夫であり、使い込めば使い込むほどなじんで行くような

《個性的な経年変化》に価値をおいて作られた

《革本来の持ち味》 を表現している革です。

一枚一枚、濃い薄い表情が全て違います。

大型店や量産品には、ありません。
扱える、知識のある人がいないし、そもそも価値観が違います。

 オイルがしっかり染みているので、
革切り包丁での裁断は、刃に吸い付いてくる感覚がたまらないんです。
※ミネルバボックス、プエブロも同様です。

 ミラージュは、ちょいと力気味ですが、ゆっくりと丁寧に裁断します。




 ミラージュ 
左、裁断のまま、右、面取り後



 
ミラージュ 持ち手 コバ磨き


各ちいさいパーツも全て、面取り、コバ磨き

 真鍮ナスカン 

ミラージュ 0番糸で、14ミリ位の縫製


 ミラージュ パーツ裁断




 0番糸で縫製


 身頃のベルト帯 縫製


 底と身頃を合体。


身頃と底を繋ぐ縫製




 まとめ縫製後

ひっくり返してから



 本体と、裏地の合体。


0番糸 まとめ縫製





試行錯誤の連続でようやく出来上がりました。

かなりの時間を費やして、大変お待たせしてしまいましたが、
ご理解あるお客様でほんとうによかったです。

時間をかけた分、こんなやり方があった、とかこうした方がいいと
気づくことがあり、いい変更もありました。

プロトタイプより完成度が上がりました。