2017年6月10日土曜日

フルオーダーのトートバッグ ミネルバボックス/オルテンシア

フルオーダーの鞄は、流行にとらわれず自分にあった価値観があるということだと思います。サイズ、使い勝手、細かい箇所まで叶えさせていただきます。
お客様のご要望をまずスケッチにし、型紙を起こします。

平たい状態 盛り上げに2㎜の床革を入れています。

ひっくり返して、まとめ前

0番極太ステッチまとめ縫製
完成

素材はミネルバボックスのオルテンシア。身頃のベルトには2㎜の床革を入れ、盛り上げました。

内ポケットのカスタムはオールレザーでブッテーロのオレンジも使いました。平ポケットにペン入れ専用ポケット。
反対側はファスナーポケット
マチ底は一枚もの、底鋲は無。
毎日のパートナーにふさわしいモノをお作りするお手伝いができれば幸いです。ただフルオーダーはテストを何回かしたり、プロトタイプも作ります。思わぬところで時間がかかることもあります。商品にもよりますが、6か月以上お待ちいただくこともございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

6年前のバナナショルダー(ミネルバボックス/ナポリ)裏地総取り換え

6年ほど前に受注制作でお作りしたバナナショルダーのミネルバボックス/ナポリ。裏地の総取り換えをさせていただきました。日々お供させていただいている様子がよくわかります。

すべて分解したようす。

まず、ショルダーベルトの箇所をほどいて、中巻のグログランテープをほどきます。

一針ずつ糸をほどい行きます。面倒くさいです。負荷がかかる箇所の補強をしといてよかった、ホッとしながらまたい解く。

新しく裏地を裁断し、中ポケットのファスナの周りの革パーツやファスナーなど用意。

全パーツ揃いました。ファスナー、裏地は消耗仕方ないけど、金具は真鍮なので、全然平気っていうか、ずっと持つと思う。量産用のキャストのメッキは初めから使う気無し。

裏地新品交換、平ポケット×2側

裏地新品交換、ファスナーポケット側

外観の様子、ミネルバボックスにも6年ぶりにオイルを塗りこみました、革が喜んでました。ミネルバボックスのナポリは発色のいいイエローです、最初は。この飴色はお客様が使い込み、このように育ててくれました。
こうして、修理して何年も使っていたただけるととても嬉しいです。いろんな箇所を解いているうちに、正直途中面倒くさくなりますが、その面倒くさいのを超えてまた新しい形になってくると快感になってくるんです。こういうコトずっとずっと前から出来たらいいなと思っていました。そしてまだまだ、お供していただけると幸いです。それだけ耐えられる素材と作りをいつも心がけている。

2017年6月3日土曜日

早いもので今年ももう6月に突入してしまいました。ついこないだ、桜が咲き散り、ストーブをしまったばかり・・・それはおいておいて、6月といえば梅雨。じとじとする季節がやってまいりました。雨の日が多いと革モノの鞄やバッグは、ちょっと控えてしまいがちです。雨に濡れるとぷつぷつになったり、シミになったりしたことの経験もある方は少なくないと思います。私も経験あります、この革に出会う前までは・・・・・・イタリア植物タンニン鞣し革のプエブロとミネルバボックスが実際雨に濡れた時にどうなったかの様子です。

プエブロ/ナポリ 使用してから1年位。実際に雨にうたれたあと。。。

30分位経った後、だんだん乾いてきました。シミはあまり気にならない感じです。
ミネルバボックス/オルテンシア このバナナショルダーは5年位に制作し店頭にあったものです。色は抜けてから使いだしたらまた艶が増してきたころです。雨、しっかり吸い込んでいます。

30分後、、、ほとんどわかりません。水分は乾いてしまったようです。

ミネルバボックス/タバコ 6年物。自転車で外出し帰りに雨に降られました。
約30分後、ご覧の通りすっかりわからなくなっています。
イタリア植物タンニン鞣し協会が認めた、ミネルバボックス、プエブロは、植物性の物質で革が作られ、化学薬品が入っていません。色も染料で染まっている(上塗り塗装ではない)ので、繊維の仲間で水分は入ってしまいますが、乾いてしまいます。オイルもタップり入っています。そして経変変化によって色は深みがでてくるので、雨にあたっても目立たなくなってしまいます。ただし、繊維なので、雨に耐えられるというわけではありません、少しくらいの事ならご覧のように乾いてしまいますという感じですのでご理解を。濡れたら乾いたタオルでさっとふき取り、風通しのいいところで十分乾かしてください。乾いたらまたいつものようにご使用ください。またまた経年変化していき、ご自身の色に育って行きます。

2017年6月1日木曜日

受注制作のブリーフ鞄 A-4タイプ ミネルバボックス/クロ&ブッテーロ/ブラック

ブリーフ鞄A-4タイプの受注制作。素材はミネルバボックスのクロとBUTTEROのクロ、HIS-FACTORYでは、クロはあまり出ないので新鮮な感じです。お客様はハンドルにこだわっていて、短めです、裏地は前回同様ワインレッド。

糸は0番のグレー

サイズ:370×270×60
底鋲は無し
YKKエクセラのアンティークシルバー(ガンメタ)
後ろはLサイズ:420×310×85 約4年前制作させていただいた経年変化。いい艶出てます。今回はA-4サイズも作らせていただきました。

裏地のカスタムも可能です。
A-4ファイルが入る大きなポケット
30㎝のファスナーポケット。タックがあるのでモノが手前に膨れる。
鍵やパスケースなどループで止められるようにDカン付き。
現在、受注制作は、約4か月お待ちいただいております。

2017年5月31日水曜日

神保町から発信するショルダーバッグ〔JIN-BLOW〕

神保町から発信するショルダーバッグ〔JIN-BLOW〕
神田神保町1-1三省堂書店1F 神保町いちのいちさんとのコラボのショルダーバッグが販売開始されました。財布と携帯と好きな本、必要なモノだけ持って神保町をぶらり、220×180×95とコンパクトなサイズです。素材は、イタリアの名門タンナーが誇る、ミネルバボックス+ブッテーロ(共にイタリア植物タンニン鞣し革)使い込むほど馴染んでいき、色艶が増し個性的な経年変化がお楽しみいただけます。ショルダーベルトのジョイント部分などブッテーロを使用し堅牢に仕上げています。金具は真鍮、革との相性がよくアンティークのように経年変化していきます。
神保町のぶらり散歩のお供に。