いつもお世話になっている奥浅草の革の祭典A-ROUNDというイベントでは、ボランティアさんにも見えないところでとても助けていただいています。ボランティアさんは革関係、ものづくり関係に興味を持った人が多いのにも関わらず、当日開催されているツアーやワークショップに参加できない、参加したいとの声が多いと聞きました。そこで、ボランティアさんだけの日を作ってもらえないかと相談されました、快くOKさせていただきました。すぐに定員4人集まりました。今年の1月下旬の様子です。
- まずは、革切包丁を使って、型紙沿って革を切ります。素材はイタリア植物タンニン鞣しのベリー(腹部の革)。通常ブクといわれ、繊維が伸びやすいところであるが、イタリア独特の鞣しにより、厚みも1.8~2㎜ありコシもあり多脂で、いい風合いです。
- コーナーがきついところは、ペンナイフを使って修正。
- これは、コバをペーパーかけてところかな・・・
- 目打ちで穴をあけるところ
- マチの手縫い
- あーでも、こーでも・・・
- 自己陶酔の世界に入りました。背ポケット
- こちらも自己陶酔の世界に入りました。マチ
- 厚みを図る道具で盛り上がる変わり者達・・・
A-ROUND(春、秋年二回)では、ものづくり好きの中でもマニアックな方が多く、毎回びっくりしています。工場巡りツアーや革業界のセミナーもワークショップ同様、すぐに満員になってしまいます。いつも影で支えてくれているボランティアさんに特別な日を作る、なんて粋な計らいなのでしょうか。喜んでもらえてこちらもうれしい限りです。このトートバッグも今後この工房で再再開いたします。ワークショップの受け入れを早く整えたいと思います。
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