2015年10月1日木曜日

フルオーダー 特大トート


素材:ハバナ



ジョイント部分の革は
ミラージュという4ミリ厚のベルト用の革をセレクトしました


底鋲は20ミリの真鍮むく

革漉きは最大限厚めにしています。

肩当ても厚く仕上げています。
裏側(クロ)には、滑り止め。

ファスナーはYKK10号


 ミラージュ 4ミリ厚


本体の素材の”ハバナ”
イタリア植物タンニンなめし革、バケッタ製法の中でも
 18世紀の古典的レシピを再現して作られています。

現代もののファッションにおける均一性の価値観よりも
まず丈夫であり、使い込めば使い込むほどなじんで行くような

《個性的な経年変化》に価値をおいて作られた

《革本来の持ち味》 を表現している革です。

一枚一枚、濃い薄い表情が全て違います。

大型店や量産品には、ありません。
扱える、知識のある人がいないし、そもそも価値観が違います。

 オイルがしっかり染みているので、
革切り包丁での裁断は、刃に吸い付いてくる感覚がたまらないんです。
※ミネルバボックス、プエブロも同様です。

 ミラージュは、ちょいと力気味ですが、ゆっくりと丁寧に裁断します。




 ミラージュ 
左、裁断のまま、右、面取り後



 
ミラージュ 持ち手 コバ磨き


各ちいさいパーツも全て、面取り、コバ磨き

 真鍮ナスカン 

ミラージュ 0番糸で、14ミリ位の縫製


 ミラージュ パーツ裁断




 0番糸で縫製


 身頃のベルト帯 縫製


 底と身頃を合体。


身頃と底を繋ぐ縫製




 まとめ縫製後

ひっくり返してから



 本体と、裏地の合体。


0番糸 まとめ縫製





試行錯誤の連続でようやく出来上がりました。

かなりの時間を費やして、大変お待たせしてしまいましたが、
ご理解あるお客様でほんとうによかったです。

時間をかけた分、こんなやり方があった、とかこうした方がいいと
気づくことがあり、いい変更もありました。

プロトタイプより完成度が上がりました。




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